2019.10.29
日本・タイ読者向け
“Everyday Say No to Plastic Bags”
タイのプラスチックごみ削減について
タイではプラスチックごみの課題がかなり大きくなっており、買い物にマイバックを持参する消費者も増えています。
タイ王国天然資源・環境省はプラスチックごみの削減のため、大手デパートやコンビニエンスストア等民間企業43社とMOUを締結し、2020年1月1日以降、レジ袋を配布しない取組みをはじめることになりました。
まずは1年間取組み継続できるようであれば、法制度化する予定です。
タイ政府は 4月16日の閣議で「プラスチックごみ処理に関するロードマップ(2018年~2030年)」の草案を承認しており、2022年までにレジ袋、プラスチック製ストロー、発泡スチロール製食品容器などを段階的に廃止していく計画で、2027年までに100%リユース・リサイクルを目指しています。
計画通りに進むと78万トン/年、プラスチックごみが削減でき、約39億バーツのごみ処理費用が節約できると見込んでいます。更に、温室効果ガスである二酸化炭素の排出を120万トン削減できると予想しています。
本プロジェクトでは2018年からの1年間で5,755トン約4億バーツプラスチックごみの削減ができているとのことです。
出所:https://mgronline.com/local/detail/9620000085992
https://news.thaipbs.or.th/content/283923