2020.06.08
日本読者向け

曜日についてのタイ文化

「何曜日に生まれたの?」と聞かれたら皆さんは答えられますか?タイ人に聞いてみると、しっかりと自分の生まれた曜日を答えられます。これはどうしてでしょうか?

タイでは幼いころから自分の生まれた曜日を表す「デイリーカラー(例:月曜は黄・火曜はピンクなど)」を聞かれたり、占いをしてもらう時にも生まれた曜日をきかれることもあり、暮らしの中に曜日が密接に関係しているのです。

さらに、ディリーカラーの由来は宗教と深く関係があります。デイリーカラーは各曜日の神様の体の色と言われて、タイ人はその考えを取り入れました。その曜日によって仏像も様々です。タイの寺院に行くと、8つそれぞれ違った仏像を見えるかもしれません。それがいわゆる曜日の仏像です。(水曜日のみ2つの仏像があって、昼と夜生まれによって分けられている。)タイでは自分の生まれた曜日の仏像にある箱にお金を入れ、徳を積む文化もある。(タイ語ではタムブン)

このようなことからタイの人々にとって曜日は生活に深く関わりがあるのです。
日本の人がしっかりと答えられるのは「血液型」かな?

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