2020.08.17
日本読者向け

タイの歩道は今より歩きやすくなる可能性はあるか?①

歩道で国の発展状況を測定するのであれば、バンコクはおそらく世界の最後のランクに位置付けられるだろう。

バンコクの歩道は日本の歩道と異なり、ボコボコなのをよく見かける。雨になるとそこに溜まった水が飛んできたり、ワイヤーが出て引っかかりそうになったりなど、歩道の作りが非常に悪いと思われる。

タイの基準に沿った歩道の作り方は、家や建物のような鉄筋コンクリートを使用せず、砂を敷いてから、下地として粗いコンクリートを注いだ後に、鉄筋なしのセメントタイルを敷設するという構造の方法である。タイの土壌は柔らかいため、時間が経ったら沈下する。そうなると粗いコンクリートも歩道も沈下して、上のセメントタイルが崩壊し、穴が空いたり、水が溜まったり、表面が壊れたりするわけである。

安全でない、歩道が凹凸で汚い、などの理由が、タイ人があまり歩くのが得意でない原因かもしれない。

出所:www.baanlaesuan.com/149995/maintenance/footpath
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