日本の中古高級ブランド品ータイのファッション業界に新たなチャンスー

Thairath Money. 2025.1.17
タイの高級ブランド市場は急成長しており、世界のハイエンドファッションブランドにとって重要な目的地となっている。印象的な成長率と強い購買力を誇り、全体的な経済的な課題がある中でも、その勢いは衰えていない。
昨年、タイの高級ブランド市場は44.6億米ドルに達し、初めてシンガポールの40.6億米ドルを上回った。これは両国の消費行動の違いを反映しており、タイではファッションを好む国内消費者が市場を牽引する一方、シンガポールでは高級時計やジュエリーを求める観光客に依存している。
しかし、新品の価格が継続的に上昇していることから、中古品の購入はコストパフォーマンスの高い選択肢となり、持続可能性のトレンドとも合致している。
高級ファッション市場の成長の中で、タイの中古品市場も拡大している。特に日本の事業者の参入により、手頃な価格でブランド品を求めるショッピング愛好者に新たな機会がもたらされている。
日本は高級ファッションと聞いて最初に思い浮かぶ国ではないかもしれないが、実際には中国に次ぐアジア第2位の重要な市場である。世界第4位の経済規模を誇り、細やかなメンテナンスの文化が根付いていることから、日本は高級中古品の主要な供給源となっている。
世界中のショッピング愛好者、そしてタイの消費者も、日本へ買い物に訪れることが多く、特に円安の時期にはその魅力がさらに増す。データによると、タイ人は日本の中古ブランド市場において、中国に次ぐ第2位の外国人顧客であり、第3位はフィリピン人である。さらに、タイ人の1回の平均購入額は20万〜30万バーツ(約80万〜120万円)にも達し、中国人よりも高額な支出をしていることが分かっている。
同時に、「コメ兵(コメヒョウ)」、「セカンドストリート」、「RAGTAG(ラグタグ)」等の日本の中古ブランド品事業者もタイ市場への進出を加速させている。これは、遠方まで買い物に行かずに済むタイの消費者ニーズに応えるためである。
タイの高級中古市場は、日本の成功を追う形で急成長しており、新たな時代の幕開けとなっている。
これは単なる産業の変革にとどまらず、タイが「ラグジュアリー × 手頃な価格」という新しいファッショントレンドのリーダーとしての地位を確立するための礎となるでしょう。
Photo by Laura Chouette on Unsplash