日本が依然としてタイ人観光客にとってトップの国 ―日本におけるカード利用額の15%成長を目指しているー

The Standard.2025.04.13
クルンシィ・コンシューマーグループのクレジットカードは、タイ人観光客による日本でのカード利用動向を発表した。日本は依然としてタイ人にとって人気の旅行先であり、クレジットカードは利便性とニーズに応える特典により、依然として主要な決済手段の一つとして支持されている。
2024年において、日本におけるクルンシィ・コンシューマーグループのクレジットカード利用額は前年比12%増加した。特に、百貨店、ファッション、ホテル、化粧品、免税品といったカテゴリーが人気の高いカード利用分野として挙げられている。
同グループは、「日本のことならクルンシィ」キャンペーンを継続実施し、タイおよび日本の有名ブランドや店舗600社以上と提携して、お得なショッピング・旅行のディールを展開し、日本旅行におけるあらゆる体験を網羅する特典を提供する。
これにより、観光シーズンに向けたカード利用促進を図り、2025年には日本におけるカード利用額を25億3,000万バーツ(約2,530百万バーツ)以上とし、前年比15%の成長を目指している。
2024年のカード利用額が最も高かった国は日本
2024年におけるクルンシィ・コンシューマーグループの海外でのクレジットカード利用データによると、日本はカード会員が最も多く訪れ、カード利用額が最も高かった国として第1位を維持している。
昨年、日本を訪れてカードを利用した会員数は12万口座を超え、前年比18%の増加となった。また、日本におけるクレジットカードの総利用額は22億バーツを超え、前年比12%の成長を記録した。
データによると、日本におけるクレジットカード1回あたりの平均利用額は約4,000バーツで、1人あたりの年間平均利用額は約29,000バーツとなっている。支出額の多い人気カテゴリーは以下の通り。
1位:百貨店
2位:ファッション・衣料品
3位:ホテル・宿泊施設
4位:化粧品・雑貨
5位:免税品
日本の観光分野は今後も継続的な成長が見込まれることから、2025年には日本におけるクレジットカード利用額を25億3,000万バーツとし、前年比15%の成長を目指している。
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