タイ消費者の購買志向”今を生きることを優先”

タイの消費者は自己満足を重視し、瞬間を楽しむ傾向

Bangkok Post. 2024.10.15

　タイの消費者は自己満足を重視し、瞬間を楽しむ傾向が強まっている。イプソスの世界的トレンド2024レポートによると、タイの消費者は自分用の商品を購入し、今を生きることを優先している。多くのタイ人が購入と、現実世界と仮想世界の両方におけるイメージを重視しており、人間以外の人物やインフルエンサーの影響を受けることが多い。消費者は幸福を求めており、ブランドの役割と個性が仮想製品と物理的な製品を融合させる新しいプロモーションスキームを提供することに対応できれば、仮想プラットフォームは有効な収益源になり得る。

物理世界と仮想世界という点では、タイ人の回答者の約73%はAIを活用した製品やサービスが過去3～5年で日常生活に大きな変化をもたらしたと答えている。AI チャットボットの台頭にも拘わらず、消費者、特にベビーブーマー世代は依然として人間同士の交流を重視している。調査では、顧客サービスが自動化されすぎて非人間的になっていると 73% が考えている。

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