タイのクレジットカードによる支出動向

タイの消費者は贅沢品よりも体験を求める買い物を重視

Marketeer Online. 2024.10.31

　タイUOB銀行報告書によると、タイの消費者の42%以上が必需品により多くのお金を費やしている。一方、新世代は体験への支出を重視し、投資への関心が高まっている。経済情勢は不透明だが、タイの消費者は贅沢品よりも体験を求める買い物を重視している。タイの消費者の 40% 以上が、過去1年間に旅高級レストラン、旅行、コンサート、イベント、フェスティバルなどの体験的な買い物により多く支出したと述べている。

　体験への支出の増加は、 Z 世代 (56%) と Y 世代 (45%) の消費者の間で特に顕著で、Visa Thaiデータによると、UOB Visaクレジットカード所有者の高級品への支出は9%、ガジェットは5%、宝飾品は5%減少したが、体験への支出は3%増加した。体験に費やした最大のカテゴリは食事で、旅行・コンサートやフェスティバルなどのエンターテイメントイベントは57% という最大の成長率を示した。海外旅行は体験支出の重要な部分を占めている。海外クレジットカード支出は5％増加、日本、中国、フランス等は人気の旅行先である。

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