2026.04.29
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常識破りのコラボ!My Paws、グレープクリームチーズ香る猫砂を発売 ―JIANCHAの人気ドリンクから着想、ペットライフスタイル体験へと進化―

常識破りのコラボ!My Paws、グレープクリームチーズ香る猫砂を発売 ―JIANCHAの人気ドリンクから着想、ペットライフスタイル体験へと進化―

      Photo by Nattaporn Shiratori, AI enhanced with Gemini.

ペット向け商品およびライフスタイルブランドであるMy Pawsは、「ペットは単なる家の中の存在ではなく、友人であり家族であり、人生のあらゆる瞬間を共にする大切な存在である」という信念のもと展開している。

このたび、プレミアムティーブランドとして知られるJIANCHA(ジェンチャ)とタッグを組み、ペットケア業界に新たな風を吹き込む特別なコラボレーションを実現した。

My Paws × JIANCHAによる「グレープクリームチーズの香りの猫砂」は、タイで初めて登場するユニークな商品である。

JIANCHA(ジェンチャ)は、タイ発で急速に店舗を拡大している、中国スタイルのプレミアムフルーツティーやチーズティーを提供する人気のティーブランドである。

「お気に入りの飲み物の香り」から「家での幸せ」まで

My Pawsの創業者兼CEOであるチャンプ(パーヌウィット・パンタナパッタナシン)氏は、本プロジェクトの背景について次のように語っている。

「My PawsとJIANCHAは異なる業界に属しているが、今回のコラボレーションは、両ブランドの明確なスタンスを体現するものである。それは単なる『商品』にとどまらず、人生のあらゆる瞬間に寄り添うブランドであるということ。相反するように見える要素を掛け合わせることで、より意味のある新たな価値を創造することを目指した。

「最高のひととき」を「日常の生活空間」へと取り入れることで、ペットケア業界に新たな風を吹き込み、ペットを家族の一員として大切にする『ペットペアレント(Pet Parent)』のトレンドにも応えていく。My Pawsは今後も、単なるペット用品ブランドにとどまらず、人とペットがあらゆる生活シーンで自然に共存できる「ペットライフスタイル」の一部となることを目指していく。」

「ペットペアレント(Pet Parent)」は一過性のトレンドではなく、新たなビジネスチャンス

ここ数年、タイの消費者行動は「家族」という概念における構造的な変化を顕著に示している。子どもを持つ世帯数が継続的に減少する一方で、ペットを家族の一員として迎える世帯は急速に増加している。こうした中、「ペットペアレンティング(Pet Parenting)」、すなわち子どもと同様にペットを育てるという考え方が、幅広い年齢層の消費者の間で新たな文化として定着しつつある。

「ペットペアレント」が増加する理由:タイの家族像を変える4つの潮流

  • 子どもを急がない若い世帯、ペットを「家族の一員」として迎える

現代社会では、結婚してもすぐに子どもを持たない(あるいは持たない選択をする)夫婦が増えている。ライフスタイルや自由、負担の大きさなどが理由だが、「誰かを大切にしたい」という気持ちは変わらない。そのため、ペットが家庭に温かさをもたらす存在として選ばれている。

 

  • ペットはストレス社会における「癒やし」の存在

仕事や都市生活、オンライン環境によるストレスが増す現代において、ペットは心を癒やす存在として注目されている。そばにいるだけで孤独感を和らげ、ストレスを軽減し、無条件の安らぎと幸福感をもたらしてくれる。

 

  • SNSで拡散する「かわいさ」が飼育意欲を喚起

日々SNSで目にする犬や猫のかわいい動画は、多くの人の心をつかみ、「自分も飼ってみたい」という気持ちを後押ししている。こうした影響もあり、ペットを飼う人は急速に増加している。

 

  • 「買わずに迎える」トレンドの拡大と保護動物への関心の高まり

若い世代を中心に、社会貢献やサステナビリティへの意識が高まっている。保護動物を引き取ることは、新たなトレンドとして広がり、共感や誇りを伴う行動となっている。現代のペットペアレントは、単なる流行ではなく、「社会に良い選択」をする存在でもある。

ペットのヘルスケア&ウェルネス:「わが子」と同じ水準のケア

現在、ペットの健康管理は単なる治療にとどまらず、予防医療(ウェルネスプログラム)へと広がっている。定期健康診断やワクチン接種、デンタルケア、サプリメントなど、ペットの快適さや幸福を重視したケアが一般化している。さらに、MRIや内視鏡など、人と同様の高度医療機器も動物病院で導入が進んでいる。

一方で、情報があふれる時代において、ペットペアレントは専門家による信頼できるアドバイスを求めている。情報の正確性や、実際の利用者による評価(ソーシャルプルーフ)が、信頼できるブランドを判断する重要な要素となっている。

こうした背景から、動物病院には、得られた知見を活用し、ペットフードやウェルネス関連商品など新たなビジネスへ展開する機会も広がっている。

ペットペアレントがブランドに求めるもの

  • ペットペアレントの本質を理解し、寄り添う「誠実なブランド」
  • ハードセルに頼らない姿勢
  • 表面的ではなく、本質的な価値で捉える
  • 本当に良いものは、広告に頼らずコミュニティで自然に広がる
  • AIや顧客関係管理(CRM)などの新技術を活用し、「ペット」と「飼い主」の双方を理解する
  • 新しい世代のペットペアレントの声に耳を傾け、彼らの世界観を深く理解する

タイのペットペアレント市場における機会と主要課題

ペットを家族のように考える「ペットペアレント」の増加は、ペットフード店やおもちゃ店だけでなく、ウェルネスや動物病院に至るまで、あらゆるビジネスにとって大きなチャンスとなっている。しかし、「心をつかむ」ためには、エモーショナルな選択(Emotional Choice)を理解し、 購買の一つひとつが単なる機能ではなく「愛情」に基づくものであることを理解する必要がある。ターゲット層への深い理解と、「本当に良いもの」を共有し合うペット愛好家のコミュニティを築く戦略こそが、持続的な成功につながる。

 

出典:Marketing Oops(2026年4月)

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